【物 流】大阪ガス都市開発 初の単独物流施設を大阪府高槻市に着工

大阪ガス都市開発は大阪府高槻市に、マルチテナント型物流施設「(仮称)高槻市物流施設プロジェクト」を、2026年6月1日に着工した。同施設は大阪ガス都市開発の第1号物件である「MFLP・OGUD大阪酉島」に続く第2号案件であり、大阪ガス都市開発初の単独事業での物流開発案件となる。

同施設は大阪・京都の中間に位置する物流集積エリアである高槻市に所在し、地域配送と広域配送の両面に対応できる。名神・新名神高速道路「高槻IC」まで約6.7km、名神高速道路「茨木IC」まで約9.3km、近畿自動車道「摂津北IC」まで約6.7kmと、3つの高速インターチェンジにアクセス可能な場所に位置する。

人口集積が進むエリアに立地しており、JR東海道本線・高槻駅および阪急京都線・高槻市駅からバスで約20分と広域からのアクセスも可能であることから、人材確保がしやすい環境が整っている。

建物は地上4階建て、延床面積約6,800坪ボックス型のマルチテナント型ドライ倉庫だ。分割賃貸に対応可能で、シングルテナントからマルチテナントまで多様なニーズに対応可能なプランとなっている。また垂直搬送機はテナントのニーズに応じて将来的に追加可能な設計となる。

くわえて、1階の北側と東側の2面に18台のトラック接車が可能な屋内バースを確保し、通常のボックス型倉庫よりも搬送効率の高い施設設計となっている。

働きやすさにも配慮し、施設内には無人コンビニエンスストアを併設した共用ラウンジのほか、女性用トイレにはパウダーコーナーの設置を計画している。さらに、ドライバー休憩室の設置に加え、外構には休憩可能な自主管理公園を整備するなど、人材確保の観点からも多様な人材が快適に働ける環境づくりを行う。併せて、敷地内に37台の駐車場を確保しており、公共交通機関での通勤に加え、自動車での通勤にも対応可能である。

同施設は「Nearly ZEB」「CASBEE Aランク」「DBJ Green Building認証」等の環境認証制度の取得を予定している。また、屋上に太陽光パネルを設置し、建物内へ再生可能エネルギーを供給するなど、環境に配慮した取り組みを推進している。

あわせてBCP対応として非常用発電機等の設備機器を、屋上に設置し冠水対策を行うとともに、停電時においてバックアップ電源として活用可能な仕様とする。また施設内には災害発生時を想定した備蓄倉庫を設置している。サステナビリティとBCPの両面に配慮し、施設の利用者にとって安全で快適な施設を計画している。


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