【物 流】大日本塗料 滋賀県湖南市に新物流拠点を新設 関西エリアの物流を一本化
大日本塗料は滋賀県湖南市に新たな物流拠点を新設し、関西エリアで分散していた物流機能を集約した。同拠点の新設により、関西エリアにおける拠点間輸送を削減するとともに、製造から保管、出荷までの作業の流れを整理し、安定供給を支える将来を見据えた物流体制の構築を進める。
物流子会社ニットサービスの阪南サービスセンターは、製造拠点と分離した立地による横持ち輸送に加え、施設の老朽化や外部倉庫の賃借など、物流運営上の非効率が課題となっていた。こうした状況を踏まえ、大日本塗料は中期経営計画に掲げる全社最適化の方針のもと、物流拠点の再編を決断した。新拠点は主要幹線道路へのアクセス性にも優れ、輸送効率の向上が見込まれる。
新拠点では危険物倉庫と一般倉庫をそれぞれ2棟整備し、うち各1棟に高層自動ラック倉庫を導入した。天井空間を活用した立体保管により、保管容量は従来比で20%拡大する見込みだ。入出庫や在庫管理にはハンディーターミナルを活用し、作業の標準化と省人化、ヒューマンエラーの抑制を図る。
さらに一般倉庫と定温倉庫を同一拠点内に併設することで、常温品から温度管理が必要な商品まで幅広く対応可能な保管体制を整備した。商品特性に応じた適切な保管と一元管理を行うことで、まとめ配送による輸送効率の向上にも寄与する。
保管レイアウトの見直しや積み込み・積み下ろし、仕分け作業の効率化に加え、トラックの待機場所や休憩施設を整備し、運送事業者の負担軽減にも配慮した。物流2024年問題を背景とした運送業者の負担軽減を図るとともに、人手不足が続く物流現場においても、安定した運用が可能な輸送体制を整えた。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント