【物 流】三菱地所パークス 次世代基幹物流施設の建物内自動走行の共同検討
三菱地所パークスは、三菱地所とT2が共同で進めている、自動運転トラックによる幹線輸送を見据えた次世代基幹物流プロジェクトにおいて、「建物内の自動運転走行」を実現させるための技術検討に参画した。
近年、貨物輸送需要の増加やトラックドライバーの不足が深刻化する中、三菱地所とT2は、次世代基幹物流施設への自動運転実装を目指して2025年7月より実証を開始し、その一環として同9月に関係者向けに建物内の自動走行を実施した。
建物内自動走行を実現するためには、高度な車両の自己位置推定技術のほか、複数フロアをまたがる走行やバースでの発着もできるか更なる技術検証が必要だが、この技術が確立すれば、物流施設内での荷物搬送の無人化や作業の省力化が可能となり、将来的には外部道路とシームレスに接続した自動輸送の実現へと発展することが期待される。
三菱地所パークスは引き続き、基幹物流施設への自動運転実装に向けた共同検討に参画し、そこで得られる知見を駐車場領域にも展開する。具体的には、自動バレーパーキングの実証や自動運転車向けの車路管制技術の研究を進め、駐車場を含む都市インフラの次世代化と、モビリティ社会の進展に寄与するものと位置づけられる。
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