【物　流】ミスターサービス　茨城県水戸市に新物流拠点「水戸センター」を新設

ミスターサービスは茨城県水戸市に新たな物流拠点「水戸センター」新設を決定し、２０２５年９月２５日に着工した。２０２６年１月からの本格稼働を予定しており、東日本エリアの配送体制強化と地域雇用の拡大を目指す。水戸センターは、茨城県内で同社初の拠点で、岡山県での他企業構内での請負拠点を含めると１１拠点目となる。同社は岡山県で物流センターの運営代行・製造ラインのアウトソーシングサービス・人材派遣サービスなどを手がけている。

ＥＣ市場の拡大や物流の多様化により、企業における在庫管理・発送業務の外部委託ニーズは年々高まっている。特に東日本では、迅速で安定した出荷対応が求められる一方、人材確保や倉庫スペースの不足が課題となっている。

同社はこうした環境変化に対応し、東日本における物流機能の強化とサービス品質の向上を目的として、「水戸センター」を新設する。北関東自動車道、常磐自動車道へのアクセスを生かし、広域配送の効率化を図るほか、他事業所との連携で在庫や人員を分散管理し、リードタイム短縮と安定供給の両立を狙う。施設は鉄骨２階建て、延床面積３４３４平方メートルで、在庫保管やピッキング、出荷、返品処理などの機能を備える。稼働時には正社員・パートを含む４０人を新規雇用する計画で、地域経済の活性化を目指す。

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