【物 流】野村不動産 福岡県北九州市に高機能型物流施設を建設
野村不動産は、福岡県北九州市に高機能型物流施設「(仮称)Landport小倉」を建設する。また建設に伴い、北九州市と今後の物流施設等の建設および操業が円滑に進むよう、互いに緊密に連携していくことの証として立地協定を締結した。同社は2025年4月から2028年3月までの3年間で、総投資額約3,400億円、合計15棟の物流施設の事業化を決定しており、(仮称)Landport小倉はそのうちの1棟である。
Landport小倉へは、2024年問題への対応や高付加価値を生み出す物流拠点として、北九州市が取り組む「物流拠点構想」に合致し、それを後押しする。同社は今後も、同施設の進出および立地協定の締結により、北九州市の物流拠点としてのプレゼンスを高め、さらなる物流施設の集積に貢献することについて連携していくとともに、全国各地にて物流施設を展開することによる「荷待ち時間の短縮による物流効率化」や「地域の雇用創出や経済の活性化」を通じて物流業界の課題解決に貢献していく。
Landport小倉は、小倉東IC、長野ICまで約2.8㎞、九州全域・中国地方西部への広域配送にも対応する。JR日豊本線「下曽根駅」から約1.1㎞と、駅からの徒歩通勤も実現し、北九州空港まで約15分、新門司港まで約20分、太刀浦コンテナターミナルまで約30分でアクセスできる。
野村不動産と北九州市との協定は、市が法令対応や企業マッチングを支援し、同社が市民の優先雇用促進に努めることなどを確認した。双方が連携し、物流拠点としての機能強化やPRを進める。立地協定を機に、同社物流施設の事業化において、北九州市との関係が益々強化されると共に、物流拠点構想に沿い、物流拠点エリアとしてのプレゼンス向上に貢献していく。
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