【環 境】東急バス 渋谷駅周辺エリアで自動運転小型EVバスの走行試験を実施

東急バスは2025年9月29日から10月31日まで、東京都渋谷区で東急バスが開発した自動運転小型EVバスを使用した走行試験を実施する。同社はこの走行試験を通じて、自動運転車両を活用した新たな移動サービスの検討を行う。

昨今、生活様式の変化や高齢化社会により『移動』のニーズが多様化するなか、地域の生活を支えるために、東急バスは2020年から自動運転技術や遠隔監視の実証実験を実施してきた。走行試験ではこれまでの取り組みを基に、複雑な走行環境に適応した円滑な運行を目指す。

使用する車両はバス事業者として持続可能なサービスを展開するため、東急バスが開発し、運用を可能にした自動運転小型EVバスで、これまで行ってきた走行試験のノウハウを生かした自動運転機能を備え、走行試験のルートのように道路状況が常に変化する複雑な走行環境への適応を可能とした。

走行エリアは鉄道・バス各社が乗り入れる日本屈指の商業地区である渋谷駅(東京都渋谷区)周辺で、渋谷フクラスを起点とし、渋谷駅前交差点(スクランブル交差点)や渋谷区役所、都立代々木公園などを経由し、明治通りや国道246号線を走行する。


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