【アジア】川崎重工業 台湾ITRIと広範多様な分野での協力に関する基本協定を締結
川崎重工業は、台湾ITRI(工業技術研究院 ※)と広範多様な分野での協力に関する基本協定を締結した。期間は締結日から4年間を予定している。
川崎重工業は社会への貢献をミッションに、2030年に目指す将来像として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを 〜Trustworthy Solutions for the Future〜」を制定し、社会課題の解決に向けて、「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」の3分野に注力している。また2024年11月には、ソーシャルイノベーション共創拠点「CO-CREATION PARK-KAWARUBA」(カワルバ)を開設し、多様な企業、行政・自治体、アカデミアなどとともに、水素やソーシャルロボットの社会実装に取り組んでいる。
ITRIは科学技術の研究開発、産業発展の推進、経済的価値の創造、社会福祉の向上を使命とする国際的な応用研究機関で、これまでに多くの企業の創設、育成を通じて産業発展に貢献してきた実績と、グローバル展開力を強みとしている。ITRIは現在、スマートライフ、クオリティヘルス、持続可能な環境、レジリエントな社会に焦点を当てた「2035年技術戦略とロードマップ」を掲げ、革新的な研究開発を推進している。
川崎重工業とITRIは、互いに目指す方向と注力する分野との相関性や親和性があることから、協定の枠組みのもと、広範多様な分野において、両者が保有する幅広い技術の融合や交流・共創を通じて、様々な社会課題解決に向けた新たな価値やソリューションの提供に取り組んでいく。
※ ITRI
Industrial Technology Research Institute
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