【物 流】センコー 静岡県に中継輸送施設「TSUNAGU STATION新富士」を開設
センコーは2025年10月1日、新東名高速道路新富士インターチェンジ近くの「新富士第2PDセンター」内に、中継輸送施設「TSUNAGU STATION 新富士」を開設する。それに先立ち、2025年9月18日にWEB予約システムをリリースし、会員登録の受付と、10月1日以降の利用予約の受付を開始した。
輸送能力の不足が懸念されているなか、サプライチェーンの維持のためには労務環境の改善や物流効率化のための取り組みが求められている。この課題に対し、センコーは全国に中継輸送拠点「TSUNAGU STATION」を設け、中継輸送による物流効率化というソリューションを提供する。 中継輸送を行うことで日帰り運行が可能となり、ドライバーの負担が軽減され人材確保につながるほか、中継地に貨物を集約させることで積載率や実車率の向上、車両削減によるコストやCO2 排出量削減が見込める。
「TSUNAGU STATION」は荷役機能や一時保管設備を持つため、貨物の積み替えや配達に対応することができる。センコーグループ以外にも広く利用者を募り、集まった貨物と車両を適切にマッチングさせることで、企業間の垣根を超えた共同輸配送を実現する。 さらに今後はダブル連結トラックや、鉄道、海上、航空輸送を組み合わせたマルチモーダルな輸送手段の選択を可能とすることで、さらなる効率化とサステナブルな物流を目指す。
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