【知 識】住友化学 マイナビと農業関係サービスとのID連携を開始

住友化学はマイナビが提供する農業分野での人材マッチングアプリ「農mers(ノウマーズ)」と、住友化学が運営する農業総合情報サービス「つなあぐ」との提携を行い、ID連携を開始した。これにより農作業に携わる機会の創出を目指す。

消費者は農作業や農業アルバイトにどの程度興味をもっているか、また農家は人手不足にどのように対応しているか――。マイナビが運営する農業の総合情報サイト「マイナビ農業」で実施された「農業アルバイトに関する現状と意識調査」によると、消費者の大多数が農業バイトに興味がある一方で、実際に農作業のアルバイトをしたことがある人は少数である、という現状が明らかになった。

マイナビが提供する「農mers」は、こうした消費者と農家が抱える課題解決に向けて開発された。農作業を手伝いたい人と、人手不足に悩む農家をつなぐことで、農業の労働力不足の解決を目指している。

住友化学は、2023年にwebサイトと複数のアプリを組み合わせた農業総合情報サービス「つなあぐ」を立ち上げ、2024年7月には、アプリの利用で貯まる「つなあぐポイント」を実装した。「つなあぐ」は"農"を軸に多くの人・企業が関わり、農業界が発展して、活気あふれる世界を目指すことをビジョンに掲げている。今回、「つなあぐ」と「農mers」が提携することで、より多くの人が農作業に携わる機会を創出し、労働力になる人材の幅を広げていく。また「つなあぐ」とのID連携によるポイント付与を開始するとともに、今後「農mers」の利用状況に応じてポイントを加算することも検討している。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です