【物　流】ミスミグループ本社　西日本流通センターの起工式を実施

ミスミグループ本社は２０２５年６月２日、物流拠点の移転先として準備を進める西日本流通センター（兵庫県川西市）で起工式を行った。

西日本流通センターの延べ床面積は、現行の西日本流通センター（兵庫県三田市）と比べて、約７．５倍に拡張される。自動化に向けた設備も導入し、在庫保管および出荷処理能力の増強を図ることにより、ＢＣＰ対応力の大幅な向上も見込まれる。ミスミグループ本社は今後も、サービスの向上を通して、ＩＡ（インダストリアル・オートメーション）産業の顧客に、グローバルで時間価値を提供、生産性の向上に貢献していく。

新拠点での稼働は２０２６年４月を予定している。新拠点は日本最大級の物流施設プロジェクト「ＥＳＲ川西ディストリビューションセンター１」へ入居し、延べ床面積は４．５万平米（現センターの７．５倍）の広さを誇る。また搬送ロボットや自社開発のデジタルピッキングカートなどの自動化技術を積極的に導入することで、約４０万点の在庫保有と、１日あたり１０万行の出荷が可能となり、有事にも安定供給を継続できる体制を構築していく。

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