【物 流】九州西濃運輸 コストコの廃棄農作物を動物園に輸送 動物の食料として活用
セイノーホールディングス傘下の九州西濃運輸は、福岡県糟屋郡の大型会員制倉庫店コストコ久山倉庫店と連携し、店で発生する廃棄農作物を動物の食料として有効活用し、長崎県西海市の動物園長崎バイオパークへ輸送する取り組みを開始した。
この取り組みの背景として、九州西濃運輸では、地元農家で廃棄予定の農作物を長崎バイオパークへ輸送し、動物の食料として活用する取り組みを2024年12月より開始。食品ロス削減と資源の有効活用に加え、輸送の創出につなげた。
コストコ久山倉庫店で販売できないバナナやチェリー5ケース(約100kg)を2025年2月19日に集荷し、翌20日に長崎バイオパークへ輸送した。今後、毎週火曜日・木曜日・土曜日に増量していく計画で長崎バイオパークへ定期的に輸送する。
この取り組みは、地元農家の困りごと(野菜廃棄処分)と動物園の困りごと(食料調達)を九州西濃運輸が輸送で結びつないだことをきっかけに、廃棄ロス削減と輸送の創出につながった。今後、この事例を水平展開することで、更なる拡大へつなげ、持続可能な資源循環モデルの確立を進めていく。
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