【環 境】大ガス インドでエネルギー事業拡大に向けた再生可能エネルギー事業に参画
大阪ガスは、商業および工業需要家向け再生可能エネルギー(以下 再エネ)供給事業において、インドにおけるリーディングカンパニーであるClean Max Enviro Energy Solutions(以下 Clean Max)が開発・運営する、インドでの再エネ事業に参画する。Daigasグループとして初めてインドでの再エネ事業に参画するもので、既に参画している都市ガス供給事業と併せてエネルギー事業を拡大し、同国の経済成長と脱炭素推 進に貢献する。
インド政府は、経済成長に伴い、長期的に電力需要の大幅な増加が見込まれる中、同国の恵まれた日射量や風況等の自然条件を背景に、再エネを2030年までに合計500GW導入することを目標に掲げ、様々な支援策を展開していく。大阪ガス子会社のOsaka Gas Singaporeが、国際協力銀行(JBIC)と共に設立した日系コンソーシアムを通じて、Clean Maxとの合弁会社であるClean Max Osaka Gas Renewable Energy(以下 CORE)を設立する。
COREはClean Maxが保有する再エネアセットの一部を譲り受けると共に、新たなアセット開発を行い、3年後には合計約400MWの再エネアセットを保有する予定である。発電した再エネ電力はコーポレートPPAにより販売する。
コーポレートPPAは、再エネ電力を、商工業顧客に対して電力系統を通じて直接販売する方法で、顧客の脱炭素化に貢献できる。総合的な開発力や運営力が求められるため、Daigasグループが日本・インドにおいて培ってきたノウハウを用いて、顧客の獲得支援などを通じて事業に貢献する。また、Clean Maxは今回の協業をきっかけに再エネ事業の拡大に加え、将来的なグリーン水素やe-メタン等の新エネルギーの可能性など、更なる協業深化について協議を行う。
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