【物 流】北越コーポレーション 紙と自動車の異業種ラウンドマッチング輸送を開始
北越コーポレーション、ダイハツ工業、日本通運と日本貨物鉄道の計4社は、北越コーポレーションが運用する20フィートコンテナ(長さ約6m)を活用し、環境負荷低減と安定した輸送能力の確保を目的に鉄道による異業種ラウンドマッチング輸送を2025年2月から開始した。
北越コーポレーションは、復路の空コンテナ輸送区間(京都貨物駅~焼島駅(新潟市))を業務上の課題としていた。今回、ダイハツ工業の小型自動車を積載する新たな輸送スキームを、日本通運とJR貨物の協力により開始した。
北越コーポレーションは新潟工場で生産した「上質紙キンマリSW」「塗工紙ミューコートネオス」等の紙製品を関西地区の顧客へ輸送し、ダイハツ工業は北越コーポレーションが運用する20フィートコンテナを活用し、京都(大山崎)工場および、滋賀(竜王)工場で生産した「トール」「ロッキー」等の小型自動車を新潟地区の販売会社へ輸送する。
異業種である2社が物流面で連携を図ることにより、将来に続く持続可能な輸送モードの確保ならびに物流効率化にも貢献が期待される。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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