【流 通】住友林業と芙蓉総合リース ロンドンで木造の増改築によるオフィス開発

住友林業と芙蓉総合リースは、英国ロンドンで木造の増改築によるオフィス開発「Golden Laneプロジェクト」を開始する。

このプロジェクトは、ロンドン中心部にある1900年代初頭に建築された5階建のオフィスを取得し、1〜4階部分は既存オフィスの構造を保存しつつ内装工事や環境性能を向上する改修工事を行い、5〜6階部分をマスティンバー(※)による木造で増築する。既存オフィスの活用と木造の増改築により環境配慮と賃貸床面積の増床による収益性の向上を実現する。2024年12月に着工し2026年1月完成、賃貸開始を目指す。住友林業グループのBywater SFCグループと芙蓉総合リースの共同出資会社が開発主体となり、住友林業の100%子会社住友林業アセットマネジメントがプロジェクト組成に関する取り纏めや調整を行う。Bywater SFCグループを環境配慮型不動産開発に特化したデベロッパーとし、今回のプロジェクトを皮切りに英国での木造のオフィス開発事業の拡大に取り組んでいく。

※ マスティンバー

複数の木材を組み合わせて成形した比較的質量の大きいエンジニアードウッド


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