【知 識】IIJとSCSK データセンターを相互接続

IIJとSCSKは2024年12月より、IIJ白井データセンターキャンパス(以下 白井DCC)とSCSK印西キャンパスを相互接続することに合意した。これにより両社の顧客は、データセンター(以下 DC)間の閉域ネットワークを個別に構築することなく、双方のネットワーク関連サービスやラックサービスを、ニーズにあわせて安全かつ手軽に使えるようになる。

IIJ白井DCCは5G/IoT/AI/クラウドサービス等で爆発的に増大するデジタルデータを集約する大規模DCとして、2019年5月に千葉県白井市で運用を開始した。白井DCCの立地する千葉県印西地区は世界のIT企業のDC集積地となっており、IIJは各種クラウドサービス、近郊DC、IX(インターネット相互接続点)等と接続するネットワークHUB構想のもとネットワークの拡充を進めており、今回SCSK印西データセンターとの相互接続を実現した。

IIJとSCSKそれぞれのDCを相互接続し、顧客が個別のネットワークを構築することなく、手軽に利用できる閉域ネットワークを提供する。この閉域ネットワークを通じて、互いのDCのラック同士を接続できることに加え、IIJおよびSCSKのネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス」、「SCSK Cloud netXchange(SCNX)」を経由して、両社のネットワーク・セキュリティサービスやクラウド関連サービスを、安全かつ安定した環境で手軽に利用できるようになる。


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