【流 通】パイロットインキ 温度で色が変わる特殊インキを応用した絵本を発売

パイロットコーポレーションと同社グループ会社のパイロットインキ株式会社は、独自技術の温度で色が変わる特殊インキ「メタモカラー」を使った児童向けの書籍を、パイロットインキ株式会社より発売した。

今回発売する書籍『いろがかわってあそべるえほん』は、パイロットが1975年に世界で初めて開発に成功した温度で色が変わるインキ「メタモカラー」の特長を取り入れた。「メタモカラー」は、発色剤及び発色剤を発色させる成分と変色温度調整剤の3つを1つのマイクロカプセルに封入したインキで、これまでその色が変わる特長を活かし、玩具やパッケージなどさまざまなシーンで使われてきた。消せる筆記具「フリクション」シリーズは、この「メタモカラー」を筆記具用に応用し、開発された。

『いろがかわってあそべるえほん』は「ふれてみて」をコンセプトにしている。触ると色が変わる仕掛けを活かして、絵本に触れたくなる、読んでみたくなる好奇心を掻き立て、親子で楽しみながらコミュニケーションを深められる。絵本の中のストーリーを進むと、各所で擦ったり、手を当てて温度を変えることにより違う絵が現れる。色を変えてどんな絵が現れるのか、どうやって色を変えるのか試行錯誤しながら楽しめる。カメレオンのメレオが色んな友達と出会うあいさつ絵本『ともだちいろいろ』と、"はなくそ"をほじほじこすって(消して)、数を楽しくおぼえられる知育絵本『はなくそほじほじかぞえうた』の2種で展開する。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です