【アジア】三菱地所 ベトナムで大規模物流施設を開発
三菱地所はベトナムの増大する物流ニーズに対応すべく、ベトナム・ホーチミン近郊のロンアン省に大規模物流施設「Logicross Nam Thuan (ロジクロス ナム トゥアン)」と、北部ハイフォン市で「Logicross Hai Phong (ロジクロス ハイ フォン)」を開発する。
「Logicross Nam Thuan」は2024年10月着工、2025年6月頃竣工予定、「Logicross Hai Phong」は2024年11月着工、2025年8月頃竣工の予定している。
三菱地所がベトナムで物流施設を開発するのは初めてで、三菱地所グループの物流施設ブランド"ロジクロス"としても初の海外展開となる。
同社は2010年に初めてベトナムで事業に参画してから10年以上の事業経験を有し、2019年に現地法人をホーチミンにて立ち上げ、2020年にはハノイに支店を開設し、オフィスや分譲マンション開発など複数の事業を推進してきた。
ベトナムは東南アジアにおいても経済成長が著しく、急速な工業化を背景に物流・配送需要が大幅に増加、高機能な物流施設に対するニーズが高まっている。両物件とも"ロジクロス"の開発コンセプトである"安全性""快適性""機能性""柔軟性"の4つの側面からユーザーエクスペリエンスの向上を企図しており、共用部や休憩室にバイオフィリックデザインを導入するほか、環境認証も取得する予定にしている。
ロジクロスブランドは「MOVING TOMORROW未来を動かす物流施設へ」を掲げて展開しているが、今後は日本国内で得た知見を活かしながら、海外においても高機能な物流インフラの提供を通じて、サプライチェーンの再構築や脱炭素化等の地球規模で直面する課題解決に貢献していく。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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