【環 境】日本特殊陶業 CO2の地産地消から生まれた“地域CCU温室みかん”を販売

日本特殊陶業は、愛知県蒲郡市内の工場の製品製造過程で発生したCO2を回収・運搬し、ハウスみかん栽培に再活用する実証試験において収穫したみかん(商品名「地域CCU温室みかん」)の販売イベントを実施する。

同社は蒲郡市内でのCO2の地産地消を推進し、サーキュラーシティの実現を目指す取り組みとして令和6(2024)年2月に開始した「地域CCUプロジェクト」に参画している。実証実験では、竹本油脂の亀岩工場のごま油製造工程でボイラーから排出されたCO2を回収・運搬し、愛知県農業総合試験場のハウスみかん栽培への再活用を進めており、順調に成長し収穫の時を迎えた。

今回、その実証の成果を蒲郡市市民・事業者に共有すべく、収穫した地域CCU温室みかんの販売イベントを実施する。これまでも蒲郡市の地域住民の方にこの取り組みを知ってもらい理解を得るために、蒲郡市と協力し、展示やサイエンスワークショップなどの市民向けイベントを継続的に実施してきた。今後も、蒲郡市での取り組みで得られた成果を市民や市内の事業者の皆さまに向けて広く発信していく。


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