【アジア】インフォコム インドネシアで薬剤情報サービス事業を本格的に立ち上げ
インフォコムは、2021年より研究開発の位置付けでサービス展開してきた東南アジア向け薬剤情報サービス「RxPert(アールエキスパート)」を、インドネシアで本格的に事業を立ち上げる。
インフォコムは、国内トップクラスのシェアを誇る医薬品情報検索システム「DICS」シリーズを1994年から提供している。2021年より「DICS」で培ったノウハウを活用した東南アジア向けサービス「RxPert」を開発し、フィリピンやマレーシアのヘルステック企業と業務提携を行い、「RxPert」のサービス展開を進めてきた。
2023年度にはインドネシアの電子カルテベンダー2社との業務提携、クリニックマネジメントシステムベンダー、Klinik Pintarとの資本・業務提携を行い、Klinik Pintarのシステムに「RxPert」を組み込んで2024年4月より販売を開始した。これまでに600以上の施設が導入した。インドネシア政府は2022年より、すべての医療機関に対し医療情報管理のデジタル化や標準化を進めており、今後ヘルスケアにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)がさらに加速することが見込まれている。
今後、同社は「RxPert」について、今後他の東南アジア諸国への横展開等を行い、2028年度までに10億円の売上規模を目指す。
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