【物 流】JR貨物 輸送動向について(2024年度第1四半期)

JR貨物は2024年度第1四半期の輸送動向を発表した。

第1四半期はコンテナ全体で4,506千トン(前年実績4,415千トン)、前年比102.1%。車扱全体では、1,771千トン(前年実績1,843千トン)、前年比96.1%となった。

扱別に見ると、食料工業品が、気温上昇等に伴う需要増加、一部顧客における鉄道シフトの取組み等により清涼飲料水を中心に好調な荷動きとなり、前年を上回った。紙・パルプは、ペーパーレス化の進展に伴う紙の需要減が続く中、一部顧客における鉄道シフトや定期修繕前後の出貨が堅調に推移したほか、積合せ貨物は、2024 年問題への取組みが進捗する中、鉄道へのシフトが進んだことにより増送となった。

車扱は、石油が、外出需要の増加等によりガソリン及び軽油が前年を上回った一方、セメントは、顧客における定期修繕計画の変更に伴う影響により、前年実績を下回った。

コンテナ・車扱の合計は6,278千トン(前年実績6,259千トン)、前年比100.3%となった。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です