【知 識】新潟大学・AGC・NTT東・三井化学が安全文化診断コンソーシアムを設立
新潟大学、AGC、NTT東日本と三井化学の4者は、安全文化診断コンソーシアムを共同で設立した。
安全文化診断は石油・化学産業等を中心とした、大規模設備を有する事業所の安全文化を評価・可視化できる診断手法(*)で、安全文化の8軸モデルに基づいて作成されたアンケートを、回答者の匿名性を守りながら製造拠点の現場従業員に実施する。企業はフィードバックされた回答結果をもとに、業界平均との比較、各製造拠点の安全文化の実態を把握し、安全文化の改善に取り組んでいる。
コンソーシアムは参加企業の安全文化を向上させ、災害・事故発生防止への貢献を目的とするとともに、活動を通じて安全文化診断を進化・発展させ、多種多様な業界への適応及び持続的な診断、研究にむけた教育体制の構築を目指す。
* 2009年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 高野研一教授(現・同研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所顧問)、新潟大学工学部 東瀬朗准教授を中心としたチームで開発
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