【知 識】大和フード&アグリ 北海道サラダパプリカへ経営参画

大和証券グループ本社の100%子会社である大和フード&アグリ(以下「DFA」)は、北海道サラダパプリカに資本参加及び経営参画した。

大和証券グループは、新たな資金循環の仕組み確立を目指し、食、農業に関する新たなビジネスとして2018年11月にDFAを設立し、大規模園芸施設を利用したトマトおよびパプリカの生産・販売ビジネスや、農業コンサルティングサービスを行っている。一方、北海道サラダパプリカはパプリカ栽培に適した気候条件が揃う北海道釧路市に、最先端の環境制御型ハウスを備え、2015年3月の設立以来、パプリカの大規模生産・販売を行ってきた。今回、DFAが北海道サラダパプリカへ資本参加及び経営参画することにより、これまで培ってきた経験・ノウハウをHSPの経営に活かし、更なる事業拡大を図る。

今回の経営参画により、DFAが運営、生産するパプリカの年間生産量は合計1,100トンを超えることが見込まれ、国産パプリカにおけるトップクラスのシェアを獲得する。またDFAの生産子会社であるスマートアグリカルチャー磐田で生産するパプリカが冬越し栽培であることに対し、北海道サラダパプリカは北海道釧路市の冷涼な気候を活かした夏越し栽培を行っていることから、今後DFAは日本では珍しい自社グループによるパプリカの通年供給体制の構築を目指すことが可能となる。


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