【流 通】三井住友信託銀行 育児と仕事の両立をサポートする制度を導入

三井住友信託銀行は、育児と仕事の両立をサポートする『両立応援カフェテリアプラン制度』を導入した。この制度は公平・公正(エクイティ)の観点から、産後休暇・育児休業から早期に復職し育児と仕事を両立する女性社員を対象として、女性に偏重する家事・育児負担の軽減を図る。

産後休暇・育児休業から子が1歳未満で復職した女性社員に対し、毎月50,000円分の両立応援カフェテリアポイントを1年間付与する。付与されたポイントは家事代行、宅配食、宅配サービス、ベビーシッター等、家事・育児の負荷軽減や時間短縮をサポートするサービス費用の補助として利用することができる。

三井住友信託銀行は2023年度に、これまで掲げていた「ダイバーシティ&インクルージョン」から、エクイティの概念を明確にした「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」へと改めた。社員の多様な属性・背景を踏まえ、公平・公正(エクイティ)な支援を実施することで、すべての社員がその能力を最大限に発揮し、当社の組織力、想像力そして新たな付加価値の創出につながる取り組みの加速を目指している。

このような中、エクイティの概念を取り入れ、家事・育児の負担が女性に偏重しているという社会背景を踏まえ、対象を女性に限定し、かつ育児負担が特に大きい早期復職直後の時期に支援を実施することで、負担の大きい時期であっても育児と仕事の両立を実現できるよう、『両立応援カフェテリアプラン制度』を導入した。今後も多様な属性・背景を持つ社員への公平・公正(エクイティ)な支援を継続し、すべての社員が持続的に、最大限にその能力を発揮し、活躍できる環境を整えていく。


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