【アジア】商船三井 フィリピンにおけるグループ中核会社を設立

商船三井はグループ経営計画における地域戦略に基づき、高い経済成長が見込まれるフィリピンでの事業運営体制強化のため、フィリピンの100%出資現地法人2社をMOL Enterprise (Philippines)(読み:エムオーエル エンタープライズ フィリピン)に事業統合し、フィリピンにおける中核会社として同地の事業開発を推進する。

既存の2社はそれぞれ、GHG排出削減に向けた当社グループ運航船のオペレーション効率化と、ドライバルク船の運航業務を担っているが、今後は新会社で、これまでの業務に加え、フィリピンにおけるグループ事業の統括、拡大を進める。

新会社はフィリピンにおける新規事業開発を推進する部門として"Business Development Division"を設置し、フィリピン発着の海運ビジネスの強化に加え、物流事業、不動産事業、洋上風力発電事業などの非海運事業の投資機会開拓にも取り組む。

このほか、フィリピンでのグループ事業統括機能として事業各社間の連携も図っていく。フィリピンにおける商船三井グループの事業は、既存2社のほかに現地パートナーとの合弁会社・組織が7つ存在する。新会社を核にグループ事業各社間の連携強化を進める。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です