【物 流】全日本空輸 冷凍食品輸送ネットを沖縄県に拡大

全日本空輸とナッシュは、大阪の物流センターの仕分け場から沖縄の宅配業者までの航空機を活用した輸送ネットワークを確立し、冷凍食品の航空輸送サービスを沖縄県へ拡大した。

全日空は2023年11月から、冷凍食品の新たな航空輸送ネットワークを構築し、大阪から北海道への安定的かつ高品質な輸送を取り組んでいた。沖縄県は温暖な気候により、冷凍食品の品質維持にはより高い注意が必要で、全日空はナッシュとの連携により、保冷コンテナ一貫輸送で温度変化を最小に抑え、品質が保たれた配送を実現し、北海道への輸送同様、倉庫出庫からラストワンマイルの倉庫までの輸送時間が最大2日間短縮する。

この取組は2024年問題に対応し、旅客定期便を使用した長距離輸送を実現することで、

安定な輸送体制の構築を目指す。今後も両社はさらなる地域への展開も模索しつつ連携を強化し、高品質で安全な輸送を提供することで、ナッシュの販路拡大と利便性を高めていくとしている。


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