【物　流】経産省　荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業の公募を開始

経済産業省は、物流は構造的な需給ひっ迫による輸送力不足の危機が迫っているとして、物流の２０２４年問題を乗り越え、社会インフラである物流を構築するために、荷主事業者の行動変容が重要であるとして、「荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業」の公募について開始した。

今回の公募は、物流効率化のための設備投資の支援を通じて、荷主事業者や物流事業者にもたらされる投資効果を明らかにすることを目的としている。さらに実証事業の成果を積極的に横展開して、投資意欲を喚起していく。

公募対象は、荷主企業の物流施設の自動化・機械化に資する機器・システムの導入等により、物流効率化や投資効果を明らかにする実証で、事業期間は２０２５年２月７日まで、中小企業などに対しては１億円を上限に補助対象経費の３分の２以内を、中堅企業などには５億円を上限に補助対象経費の２分の１以内を補助する。公募期間は２０２４年３月７日より４月３日１７時まで。

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