【アジア】日鉄興和不動産 タイ・バンコクの分譲コンドミニアム事業に参画

日鉄興和不動産はChewathaiと共同で、タイ・バンコクにおけるコンドミニアム事業「Chewathai Hallmark Ekkamai - Ramintra」に参画した。

このプロジェクトは、バンコク中心部から北東に約10kmのNuan Chan地区に、住宅総戸数413戸(全て1Bed)とショップハウス2戸からなる地上8階建の低層コンドミアム2棟を開発、分譲する。周辺には大手から中小までさまざまな企業が存在するだけではなく、インターナショナルスクール・病院・大型商業施設など充実した生活利便施設が集積しており、プロジェクトはこれらの勤務者による職住近接ニーズの多い地域完結型エリアに位置している。また2028年に開業予定のモノレール駅から徒歩6分と交通利便性にも優れている。くわえて周辺では2023年に開業したモノレールに加え、2030年には高架鉄道も計画されており、今後さらに利便性が高まることが期待されている。

共同事業者であるChewathaiは2008年に設立された上場デベロッパーであり、バンコク都心及び近郊エリアを中心に、実需向けのコンドミニアムや戸建など数多くの住宅開発を手掛けている。

バンコクは製造業や観光業を中心に安定した経済成長が続いており、人口増加や中間所得層の拡大により住宅需要の増加が見込まれている。近年は鉄道の延伸も進み、道路混雑の緩和や通勤・通学の利便性の向上が期待されており、日鉄興和不動産は都市化が進むにつれ、バンコクはさらなる住宅市場の拡大と持続可能な発展が期待できる都市と認識している。今回、同社は「人と向き合い、街をつくる。」という企業理念に基づき、日本国内で培った住宅開発のノウハウを活かし、国の発展と都市づくりの一翼を担うべくプロジェクトへの参画を決定した。


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