【アジア】東亜建設工業 カンボジアで港湾の新コンテナターミナル工事を受注
東亜建設工業はカンボジア王国シハヌークビル港湾公社から、シハヌークビル港新コンテナターミナル工事を受注した。
この工事は国際協力機構(JICA)による日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)により実施される。シハヌークビル港に新たなコンテナターミナルを建設し、アクセス道路や橋などの土木工事および管制室などの建築工事も行う。
シハヌークビル港は、カンボジア王国唯一の大水深港として同国の物流と経済発展に重要な役割を果たしてきたが、同港のコンテナ貨物取扱容量では、近年、堅調に増加するコンテナ貨物需要に対応できないことが予想されている。今回の工事により貨物取扱能力を向上させ、物流機能を強化することで、同国におけるさらなる貿易促進および経済発展が期待できる。
東亜建設工業は円借款事業であるシハヌークビル港多目的ターミナル整備事業追加工事を受注しており、今回の工事と併せて引き続き同国の港湾インフラ開発に携わっていく。また、建設予定の新コンテナターミナルは、将来的に第2ターミナル・第3ターミナルの拡張も予定されている。
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