【知 識】住友林業・資生堂・愛媛県新居浜市と三者協定を締結
住友林業は資生堂のブランド「BAUM(バウム)」が愛媛県新居浜市「BAUM ひのきの森」で行う植樹活動をサポートする。活動開始にあたり、資生堂、愛媛県新居浜市との三者協定を締結した。
BAUMでは2024年より四国地方のヒノキ原木をチップ化し、丁寧にエキスを抽出・蒸留した「ひのき水」をBAUMの主要スキンケア5品に配合している。さらにBAUM店舗内でヒノキの苗木を育成し、2024年5月下旬から愛媛県新居浜市内に位置する「BAUM ひのきの森」へ植樹する。住友林業は植樹活動の他、原材料となるヒノキチップの提供、店頭で育てる苗木の提供・メンテナンス、店頭で育った苗木のさらなる育成、植樹した森の管理等で同ブランドの活動をサポートする。
「樹木との共生」をテーマに掲げる資生堂のブランド「BAUM(バウム)」は「樹木の恵みを受け取るだけではなく、自然に還していく」というブランドの哲学に基づき、森林資源を循環させる取り組みを行っている。
住友林業はBAUMが誕生した2020年6月から、「木」に関するノウハウを一元化して提供するトータルコーディネートサービスとして同ブランドの活動に協力。今回の取り組みは、2021年より継続している岩手県「BAUM オークの森」に続く植樹サポートの第二弾。「BAUM オークの森」ではパッケージの木製パーツに使用するオーク(ナラ)の苗木をBAUM店舗内で育成し、毎年600本を植樹している。
新居浜市は別子銅山の「銅山備林」経営を原点とする住友林業グループゆかりの地で、住友林業は別子山市有林の森林整備や「新居浜市SDGs推進企業」への登録等、新居浜市と様々な関わりがあり今回の取り組みが実現した。
住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開している。住友林業グループのバリューチェーン「ウッドサイクル」を活かし、ステークホルダーのニーズに応じて、「森」「木」「緑」に関する様々な知見をトータルコーディネートサービスとして提供している。
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