【物 流】Hacobu 荷待ち・荷役作業時間の全社一元把握機能を実装

HacobuはシェアNo.1(※)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」に、企業の「荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握」を支援すべく、全社の車両滞在時間状況を一元的に可視化・比較できるダッシュボード機能を実装した。

新機能はMOVO Berth導入拠点に出入りする車両の滞在時間について、複数拠点の状況を一覧で可視化・比較することができ、荷待ち時間や荷役時間の削減に向けた改善活動を可能にする。「2024年問題」への対応が求められる中、政府が発表した「物流革新に向けた政策パッケージ」に関連し、経済産業省・農林水産省・国土交通省が出したガイドラインでは、「荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握」が重要な実施事項とされている。また、各業界団体が発表している自主行動計画の中でも明示されていることから、荷待ち時間・荷役時間の削減は最優先課題と言える。

同機能で複数拠点の状況が一覧化され、滞在時間が短い拠点・長い拠点が明らかになり、短い拠点の運用や取組みを他の拠点が参考にする動きを促し、企業全体の荷待ち時間・荷役時間の短縮化が可能になる。車両の滞在時間に基づいて、60分未満は緑、60分以上120分未満は黄、120分以上は赤で示され、全体の状況の視覚的な把握を可能にする。表示は、比率表示の他、台数表示に切り替えて確認することができる。

今後は滞在時間に加え、「荷待ち時間」「荷役時間」についても、複数拠点の状況を一覧で把握できるように機能を拡張し、MOVO Berthの導入企業が、より精緻に・簡単に現状把握できるようにすることで、「荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握と削減」に活かしていくことを目指すとしている。

※ 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所,『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望


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