【物 流】マクニカ ドライバーモニタリングシステムの販売開始
マクニカはスウェーデンに本社を置くSmart Eyeが開発したドライバーモニタリングシステム「AIS」の日本における代理店契約を締結し、販売開始する。
「交通事故ゼロ社会」を実現するための取り組みは加速していくと考えられている中、交通事故が起きる原因の上位には「脇見運転」「漫然運転」があり、高速道路での交通事故が起きる原因の第1位は「前方不注意」と言われている。こうした背景を受け、国土交通省は「ドライバーの居眠りや脇見を検知するドライバーモニタリングシステム」のガイドラインを策定している。
AISはAI機能を持つモニタリングソフトウエアを搭載した車内カメラで、ドライバーの視線や頭部の動き、表情、疲労、注意力などの微妙な変化を分析することで眠気や注意散漫の初期兆候をリアルタイムで検出する。迅速にドライバーに通知することで安全運転を促し、危険な状況を未然に防ぐ。
眠気やあくびを検知したときは音声で通知するほか、飲食、喫煙、携帯電話の使用などの危険行為も検知する。一方で、プライバシーを確保するため、ドライバーのビデオを録画または保存はされない。
マクニカは運送会社や物流会社、保険会社などを対象に、同システムを販売することで、日本における「交通事故ゼロ社会」実現に貢献するとしている。
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