【知 識】東光高岳とミントウェーブなど 「EV用急速充電器レンタルサービス」開始

東光高岳とミントウェーブは、淀川変圧器と協業し、『EV用急速充電器レンタルサービス』を、2024年1月から開始する。

同サービスは、EV用急速充電器本体を最短1ヶ月間からレンタルで提供することにより、多額の初期投資費用をかけることなくEV充電の環境を提供する。またニーズに応じて設置工事やアフターサポート、撤去までをセットにしたプランも用意し、円滑な導入を支援する。

経済社会システム全体のGX(グリーントランスフォーメーション)変革に伴い、日本政府は、2035年までに乗用車新車販売におけるEVの比率を100%とする目標を掲げており、それにあわせEV充電インフラを2030年までに30万口まで伸ばし、ガソリン車並みの利便性の実現を目指すとしている。各法人においてもEVの導入が進み、EV充電インフラについても、自ら設置するプライベート利用のニーズが高まりを見せている。

そのような中、初期費用の負担を軽減するレンタルでEV用急速充電器を試験的に導入し、その利便性を見極めた上で本格的に導入できる選択肢を提供したいと考え、EV用急速充電器レンタルサービスを提供する。

東光高岳とミントウェーブのEVインフラソリューションは、「Charging on your side」を理念として、充電インフラ利用者、設置者に寄り添い事業活動を進めている。

東光高岳の急速充電器は2009年の初号機販売開始以降、これまでの累計出荷台数は約4,000台と、日本の急速充電スポット約9,000カ所の40%以上のシェアを占めており(2023年3月時点)、24時間365日受付可能な全国ネットワークのメンテナンス網を配備したミントウェーブと一体となった、製造・販売から保守・メンテナンスまでの一貫したサービスを展開している。一方の淀川変圧器は、受変電・発電設備の設計・製造・レンタル・販売を行っている。


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