【アジア】東急ホテルズ&リゾーツ 比・大学とインターンシップ協定を締結

東急ホテルズ&リゾーツはフィリピン・ボホール大学と、インターンシップ協定を締結し、調印式を実施した。

古くから交流の歴史を持つ日本とフィリピンは、昨今も更なる両国関係の発展と「人的交流を通じて相互理解を深める」ことが表明され、今後いっそうの関係強化が期待されている。同社も、これまでに多くのフィリピン出身の技能実習生や従業員を迎え入れており、運営する全国各地の東急ホテルズで活躍している。

このような背景を踏まえ、今後、より多くのフィリピン人学生に日本企業への就業機会を拡大すること、また日本におけるホスピタリティを学ぶ機会を提供することを企図して、インターンシップ協定の締結に至った。

ボホール大学はフィリピン国ボホール島に位置し、7,000名以上の学生が在学する。東急ホテルズ&リゾーツの事業と深く関連する「観光・ホスピタリティマネジメント学部」を有し、観光・旅行産業を担う人材教育にも積極的に取り組んでいる。協定ではインターンシップによる同社運営ホテルでの就労体験を同大学の「単位認定カリキュラム」とすることで、学生の積極的な参加を促す。日本での実践的な経験を通じ、日本語の習得のみならず、日本の「おもてなし」や日本文化の理解向上を図るほか、希望する学生に対しては、卒業後、同社に就職するための採用試験に挑戦できる仕組みも用意する。

また東急ホテルズ&リゾーツにとっては、訪日外国人ゲストが増加する中で英語力が高い従業員の雇用強化につながることが期待され、双方にとってメリットの大きい産学連携プログラムに成長させていくことを目指す。同プログラムはフィリピン高等教育委員会への承認を得たうえで、2024年1月よりインターンシップ学生の受け入れを開始する。


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