【環 境】イトーヨーカ堂 “関西初”専用リターナブルボトルで家庭系廃食用油を回収
イトーヨーカ堂(以下 イトーヨーカドー)は2023年11月から、専用リターナブルボトル(回収容器)を使用した食用油の回収の取り組みを、関西地域で初めて「イトーヨーカドー津久野店」にて開始した。専用リターナブルボトルは店舗のサービスカウンターにて無料で提供しており、利用者が使用した食用油は、サービスカウンターまたは専用回収器で回収する。
家庭系廃食用油は日本全体で年間約10万トン発生しており、ほとんどが再利用されず可燃ごみとして廃棄されている。一方で、廃食用油はバイオ燃料やインク溶剤等に原料として活用できる。そこでイトーヨーカドーは回収された家庭系廃食用油を、植田油脂(回収・リサイクル処理)およびENEOS(専用リターナブルボトルの提供)と連携し、石鹸・インク溶剤等の製造に活用することで再利用をする。また「大阪・関西万博」の会場建設において建設機器やディーゼル車両の軽油の代替としての活用も検討している。
回収された家庭系廃食用油の一部は、将来的には回収された廃食用油を持続可能な航空燃料の原料として活用することを目標としている。
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