【物 流】富士通 商品流通業界における「EDI共通プラットフォーム」を構築

富士通は日本加工食品卸協会(以下 日食協)とジャパン・インフォレックス(以下 JII)主導のもと、食品流通業界における非競争領域の連携・共同化を目的とした「共通プラットフォーム構想」におけるEDI基盤のサービスベンダーとして「EDI共通プラットフォーム」を構築した。

食品流通業界では、食品卸企業が小売企業との受発注などのEDIを各社のデータ変換に対応する開発を行っているが、システムが複雑化され開発コストが増大している。

さらにインボイス制度開始や、ISDNサービス終了に伴うシステム対応を控えていることもあり、EDI共通プラットフォームによって食品卸企業各社の共通する機能を共同で利用することで、法改正の対応やシステム開発で発生していたコストや作業時間を短縮する。

富士通は今後も「EDI共通プラットフォーム」の利用企業の拡大や、卸標準フォーマット推進、運用標準化を図り、日食協、JII、食品卸企業と共に食品流通業界の課題解決、DX化の推進を取組んでいく。