【環 境】側島製罐「Canday缶」に日本製鉄の低CO2鋼材を採用

日本製鉄が提供する低CO2鋼材「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」が、老舗缶メーカーの側島製罐が同社ブランドで製造販売する全17色6形状のカラフルなスチール缶容器「Canday缶」に採用されることが決定した。

側島製罐は令和32(2050)年のカーボンニュートラル実現に向け、同社におけるCO2排出量(Scope1)及び使用する電気の発電時等に間接排出するCO2排出量(Scope2)のみならず、原材料の製造や調達などのバリューチェーンにおけるCO2排出量(Scope3)削減にも積極的に取り組んでいる。「世界にcanを」というミッションを掲げる側島製罐は、缶の価値を再定義しつつ時代に合った価値を創出する取り組みを続けており、そのような中、同社のScope3上流におけるCO2の削減に貢献する日本製鉄のNSCarbolex Neutralの価値を評価し、採用した。

今回NSCarbolex Neutralとして採用された日本製鉄のティンフリースチールは、錫を使用しない金属容器用材料として耐食性、加工性、塗装性、塗料密着性、印刷性など様々な優れた品質特性と経済性が認められ、食缶、飲料缶、一般缶等の幅広い分野で、国内はもちろん海外でも高く評価されている。


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