【環 境】阪急うめだ 大阪府のCO2森林吸収量・木材固定量認証制度の第1号に認証

エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)グループの阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店における大阪産の木材を利用した改装により、2023年8月7日、大阪府が2023年4月に創設した「CO2森林呼吸量・木材固定量認証制度」第1号に認証された。

H2Oグループは2021年7月に大阪府と包括連携協定締結以降、サステナビリティ経営方針の重点テーマの1つである、「豊かな「地域の自然」を守り、引き継ぐ」取り組みの一環として、大阪産木材の活用を進めている。

この活用事例として2023年4月、阪急うめだ本店8階「GREEN AGE(グリーンエイジ)」のオープンと紳士服洋品売り場の改装にあたり、環境装飾や什器の一部に大阪産の木材を利用した。これにより大阪府の認証制度における規定の利用量を上回る計8.48立方メートルの大阪産木材を使用したことから、木材利用(CO2木材固定量6.8トン-CO2)の取り組みとして認証を受けた。


〇大阪府「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度の概要

森林は大気中の温室効果ガスCO2の吸収源としての役割のほか、森林から供給される木材は炭素を長期的に貯蔵が可能で、建築物等への利用は「第2の森林づくり」と呼ばれている。このことから、脱炭素社会の実現を推進するため「大阪府内における森林整備によるCO2森林吸収量」や「大阪府内産木材の利用によるCO2木材固定量」を認証する制度が創設された。


〇大阪府「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」認証のメリット

認証された企業は、CO2森林吸収量及びCO2木材固定量「大阪府気候変動対策の推進に関する条例」に基づく実績報告書にて「二酸化炭素の削減対策」の実績に算入、「重点対策」の加点項目となる。


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