【知 識】カバヤ食品、ロッテなど 31フィートコンテナでラウンドマッチング輸送

カバヤ食品、リンク&リンケージ、ロッテ、曙運輸、全国通運、JR貨物と日本石油輸送は、日本石油輸送が所有する31フィートスーパーURコンテナ(※1)を活用した環境負荷低減のための鉄道によるラウンドマッチング輸送(※2)を2023年7月に開始した。

ロッテ、曙運輸、全国通運、JR貨物と日本石油輸送は、持続可能な地球環境負荷の低減や持続可能なビジネスの構築が実現出来る、31フィートスーパーURコンテナを活用したモーダルシフトとして、2022年12月よりロッテ狭山工場(埼玉県)から岡山県にある倉庫までの貨物鉄道輸送の検討を開始した。空回送となる復路の有効活用策として、リンク&リンケージが物流元請を担う、カバヤ食品岡山工場(岡山県)から埼玉県にある倉庫向けへの輸送とのマッチングを行い、2023年7月25日よりカバヤ食品、ロッテによるラウンドマッチング輸送を開始した。

カバヤ食品岡山工場から埼玉県にある倉庫へ運ぶ主な商品は「タフグミ」で、ロッテ狭山工場から岡山県にある倉庫へは主に「コアラのマーチ」を輸送する。


※1 スーパーURコンテナ

日本石油輸送が所有する真空断熱パネルを採用したコンテナ。冷蔵コンテナよりも高い断熱性能を備えているため、より一層の温度維持が必要な品物を運ぶのに適している


※2 ラウンドマッチング輸送

貨物を目的地で下ろした後、空で回送することなく適合する貨物を見つけ、出発地まで戻ることにより、往路と復路の車両の積載率を高め、ドレージコストの低減を可能とする輸送方式


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