【物 流】富士ロジテックホールディングス プラスオートメーションのAMRを導入
富士ロジテックホールディングスは、物流ロボットをサブスク型で提供するプラスオートメーション(以下「+A」)の自律走行搬送ロボット(以下 AMR)の「JUC-S800R」を拠点に導入した。両社は3か月間、同拠点で自動搬送型ロボットを用いた実証実験を実施し、省人化と生産性の面で効果を確認できたため正式な運用開始に至った。
今回導入した「JUC-S800R」はパレットを下から持ち上げるジャッキアップ型のAMRで、800㎏までの荷物を回転させずに自動で積み下ろすことが可能。また、自己位置を推定し自律走行するため、レイアウト変更が不要となっている。
AMRを導入した拠点は保有面積約5,500坪、最長距離は横方向200m、縦方向70mに及ぶ拠点で、リフトによるピッキングの移動時間や、異なる商材を組み合わせて出荷するなど、柔軟なオペレーションが求められていた。
AMRが正確に位置を測定できるように、反射ポールを設置する等、現場でのフィードバックを活かした改善を繰り返した結果、従来の作業員とフォークリフトを用いた作業に比べ、コスト面では約35%の削減に成功した。また、同作業に関わる人員を、トラックへの積込や庫内の配置変更など、人でなければ難しい付加価値の高い作業へ配置することができた。
富士ロジテックホールディングスは、今後も業務効率化と利益率改善を継続的に推進しながら、顧客に寄り添ったサービスを提案していく。
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