【環　境】岩谷産業　大阪・関西万博において水素燃料電池船を旅客運航

岩谷産業は、２０２５年に開催される大阪・関西万博に協賛し、中之島ゲートから大阪・関西万博の会場となる夢洲をつなぐ航路で、国内初となる水素燃料電池船の旅客運航を行う。　

今回の水素燃料電池船は、２０２１年に新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）の助成事業として採択されており、従来の内燃機関船と違い、走行時にＣＯ２や環境負荷物質を排出しない高い環境性能を有するだけでなく、におい、騒音、振動のない優れた快適性を実現する。

デザインはカーデザイナーとして世界的に有名な山本卓身氏が手掛けており、水素の先進性を遡及すべく、未来を感じられる斬新なデザインとなっている。同船は海上の「動くパビリオン」と位置付けられており、大阪・関西万博会場までの移動を特別な体験に変え、水素エネルギーの魅力を世界に発信することを目指す。

航路は川船と海船が行き来し、水都大阪構想の重要な拠点となる中之島ゲートから大阪有数の観光スポットの近傍に位置するユニバーサルシティポート（ＵＣＰ）を経由し、大阪・関西万博会場となる夢洲をつなぐ運航ルートを予定している。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です