【流 通】名鉄大曽根駅にデジタルサイネージ機能を実装した次世代型小売販売機
名古屋鉄道と名鉄エリアパートナーズは、スマリテと提携し、次世代型小売販売機を介して生産・販売事業者および利用者をマッチングするサービス「pic tap(ピックタップ)」のトライアル展開を2023年3月から実施している。今回、中部圏で初めて、デジタルサイネージ機能を実装した次世代型小売販売機を瀬戸線・大曽根駅に設置する。
名鉄グループは、中期経営計画「Turn-Over2023 〜反転攻勢に向けて〜」の中で掲げる「グループ一体となった沿線・地域の活性化」および「DXの推進」において、新技術を活用した新たなサービスの提供を進めている。
「pic tap」は、2023年3月に名鉄名古屋駅チャンスセンター横にてトライアル展開を開始して以降、多くの利用されているほか、「pic tap」の利用をきっかけに、利用者が実店舗へ訪問するなど、参加事業者の新規顧客の開拓の一翼を担っている。また、同年5月からはμPLAT 神宮前、μPLAT 一宮、栄町駅でも「pic tap」が設置され合計6台に拡大している。
今回、乗降客数が多く、他社線との乗り換えや近隣施設でのイベント開催時などでも利用が見込まれる大曽根駅において、初めてデジタルサイネージ機能搭載型小売販売機を設置しトライアルを開始した。
今回使用する販売機は、前面のドアガラスをデジタルサイネージ化したもので、透過型のスクリーンを採用している。大画面の広告動画を見た利用者は、広告動画と商品の実物の両方が視界に入るため、「広告」から「購入」までを最短で結びつけることができる。すでに展開している他の販売機と同様に、利用者は専用アプリ「スマリテ」を介して「商品識別」から「決済」まで"完全自動"で完了することができる。一方、生産・販売事業者は利用者の買い物データを元に消費動向を分析し、活用することができる。
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