【アジア】山九 オマーンで新規作業請負契約を締結

山九の海外現地法人である山九サウジアラビアは、2023年2月にOQ8社(※)とドゥクム製油所における「常例一括作業請負契約」を新規締結致した。同製油所はオマーン最大の製油所で、1日当たり23万バレルの石油を精製する。

オマーン中東部にあるドゥクム経済特区内に新たに建設されるドゥクム製油所内において、石油コークス製品のカッティング作業、搬送・保管作業、固形硫黄(サルファー)の取扱作業を受託した。山九は2008年サウジアラビアでのプラント保全業務受注を皮切りに、中東においては6拠点までに拡大した。オマーン国ソハール製油所での豊富な経験・実績に加え、作業提案が高い評価を得ている。

オマーン内では2番目の事業拠点「ドゥクム支店」を新たに開設し、2023年3月からの客先要請に基づく一部の操業・メンテナンス作業支援、並びに7月からの正式な作業開始に向け立ち上げ準備を開始している。今後も中東地域における更なる事業拡大を目指す。


※ OQ8社

2017年設立、ドゥクム製油所の運営会社。オマーン国営企業OQ社とクウェート石油公社Q8(KPI)社からなるJV企業。1日当たり生産量23万バレルを精製するオマーン最大の製油所。インド洋とアラビア海の国際海運経路における海上立地の優位性により、地域内外の輸送プロセスを容易にすることをビジョンとして掲げている


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