【物　流】Ｈａｃｏｂｕ　既存サービスに貨物ＡＰＩと配送案件ＡＰＩサービスを追加

Ｈａｃｏｂｕはクラウド物流管理ソリューションＭＯＶＯシリーズの中で、配送案件を管理するサービス「ＭＯＶＯ　Ｖｉｓｔａ」に貨物ＡＰＩと配送案件ＡＰＩを追加した。

ＭＯＶＯ　Ｖｉｓｔａは、荷主・元請・運送会社における企業間の輸配送案件の管理や請求作業をデジタル化することによって、サプライトチェーン全体の最適化をサポートしてきた。追加されるサービスによって貨物・配送案件の作成が省人化され、配送依頼業務の効率化が実現する。

貨物ＡＰＩと配送案件ＡＰＩ追加の背景には、日々の作業の煩雑さがある。受発注・出荷データは日々頻繁に追加・変更が発生するため、そのつど配送手配の担当者は輸配送依頼を作成・更新する必要があった。一方では、配送依頼業務は、漏れなく・正しく行われることが求められるほか、近年のトラック供給の低下を背景に、スピーディーに依頼できることが重視されている。このような現状の課題を解決するために、貨物データ及び配送案件の取得・作成・更新を効率化する機能の実装に至った。

貨物ＡＰＩと配送案件ＡＰＩ導入によって電話やＦＡＸ、紙伝票で行っていた企業間のアナログなオペレーションを、ＭＯＶＯ　Ｖｉｓａを活用してデジタル化することで業務効率化を実現し、人的ミスや認識違いを防止する。Ｈａｃｏｂｕは、今後も継続的な機能開発を行い、物流プロセス全体の最適化に貢献していくとしている。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です