【流 通】セイコーエプソン アフリカへのインパクト投資ファンドに出資

セイコーエプソンは、アフリカを対象とした日本企業からのインパクト投資(※)促進に向け設立されたファンド運営会社「and Capital」に出資した。

アフリカ諸国では、人口の増加が見込まれる一方、諸制度・インフラをはじめ、食糧、保健衛生、エネルギーなど多くの分野で社会的課題が多く、インパクト創出の余地を多く残している。その一方で、アフリカからの社会課題の解決に向けた投資への期待に対し、日本は十分応えられていない状況が続いている。

このような中、アフリカの課題解決や持続可能な成長と、日本の経済機会の拡大の同時実現を図り、アフリカにおける日本のプレゼンスを向上させることを目的に、経済同友会の提言の趣旨に賛同する会員所属企業及び会員により、2023年1月にand Capitalが設立された。

セイコーエプソン はand Capitalの目指すところに賛同するとともに、今後の成長が期待されるアフリカに関し、同社単独では実現に時間がかかるアフリカにおけるビジネス展開の加速や、アフリカを熟知した人材の不足に対する補完や、CVCではカバーできない、アフリカにおけるインパクト投資案件へのアクセスを狙いとして出資する。


※ インパクト投資

環境や社会課題に関するポジティブなインパクトの創出と経済的リターン達成の両立を意図した投資


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