【知 識】リクルート 岐阜県下呂市と地域活性化に向けた協定を締結

リクルートは岐阜県下呂市と地域活性化に向けた地域定着と雇用促進に関する協定を締結し、連携を開始する。

リクルートは日本全国の多くの地域において雇用機会の創出を実現することを目指し、2020年2月に宮崎県川南町と同協定を締結して以降、複数の地方自治体などと同様の連携を推進している。『Airワーク 採用管理』の提供を通じた自治体および機関との協定締結は本件が8例目で、中部地方では初めて。

地方圏において「人口減少」は深刻な課題で、「人口減少」の要因は、継続的な「社会減」(転入者の減少、進学・就職などによる転出)による都市部への「人口流出」であり、「人口流出」には「良質な雇用機会の不足」が大きく影響している(※)。地域内の魅力的な求人情報を発信することは、地域内での雇用を促進し、人口減少問題の解消に寄与、ひいては地域の活性化への貢献が可能であるとリクルートは考えている。

地域や中小企業においては、採用業務のデジタル化がまだまだ進んでいないという現状も鑑み、同社が提供する業務・経営支援サービスである「Airビジネスツールズ」、および人材ソリューションのノウハウを地域事業者が活用することで、採用業務のデジタル化を進め、移住促進と地域定着、域内事業者の雇用促進により、下呂市の地域活性化に貢献していく。

リクルートは0円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービス『Airワーク 採用管理』の提供を通じて下呂市内の事業者の採用ホームページ作成をサポートし、地域内の求人事業所の仕事の可視化と求人情報の発信力の強化に努める。また、同社の提供するサービスなどを事業者に紹介・提案することで、採用活動を支援する。また、下呂市は市内事業者を対象にした「採用力向上セミナー」を開催することで、採用力向上を支援する。こうした双方の連携を通して、地域における仕事情報をさらに充実させることで、雇用促進と地域活性化を目指す。

※総務省「地域におけるICT利活用の現状に関する調査研究」(平成29年)から引用


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