【知 識】慶大経済学部と浜銀総合研究所 データサイエンス分野で連携

慶應義塾大学経済学部と浜銀総合研究所は、データサイエンス分野での知見を活用した連携を進めるため「産学連携に関する基本協定書」を締結した。

慶應義塾大学経済学部はデジタルトランスフォーメーション(DX)を担い、Society5.0時代の経済社会に貢献する人材を育成するためのデータサイエンス教育プログラム DEEP(Data-driven Economics and Econometrics Programme)に取り組んでいる。同じくデータサイエンス・コンサルティングの分野で豊富な実績を持つ浜銀総合研究所との連携により、人材育成や共同研究などを通じてデータ解析に基づく社会課題の解決に取り組む。

連携によりPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)による実務を体験し、データが発生する現場の知識を学びながら、同時にデータ分析を通じたコミュニケーション力や課題発見・解決力を培う。そのために慶應義塾大学経済学部が開講するPBL科目について、浜銀総合研究所の研究員が講義を担当する。講義は、実際のデータを活用したコンサルティングの実務を疑似体験するもので、履修学生にとっては実践的なスキル・ノウハウの獲得が期待できる。

また、浜銀総合研究所に蓄積された様々なデータを、慶應義塾大学の学生が解析およびフィードバックすることで、データ解析の基礎知識を提供することを入口として、研究シーズとニーズのマッチングに基づく様々な共同研究等の展開が期待される。


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