【知 識】JTBとKDDI 需要回復に向け観光DXで協業

JTBとKDDIは「コロナ後の観光における潜在的課題解決に向けたデジタルトランスフォーメーション施策実施に係る覚書(基本合意)」を締結した。協業によりJTBが有する観光ネットワークと、KDDIが有する情報通信技術やデジタルソリューションを活用し、新型コロナウイルスの影響を受けた社会情勢の変化後(アフターコロナ)において、ツーリズム産業が抱える課題の解決に向けたデジタルトランスフォーメーション施策を実施する。

取り組みの第1弾として、2023年3月10日より3月31日まで、関西国際空港内の関西ツーリストインフォメーションセンター関西国際空港で「スマートグラスによる地域観光疑似体験ブース」を設置する。

地方からデジタル技術の実装を進める変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めていくことで世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」の実証が発表(令和3年)され、テクノロジーによる地方創生の実現は急務となっている。「交流創造事業」を事業ドメインとするJTBと、「つなぐ」ことで豊かなコミュニケーション社会の発展に寄与するKDDIが連携することで、デジタルの力を駆使し、新たな交流を創造し、地方創生への貢献をめざす。


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