【知 識】東急不動産 工事廃棄物削減・再生利用に向けた協業体制を構築

東急不動産は都市事業で展開するオフィスビル・商業施設において「環境で選ばれる施設」をめざし、テナント企業をはじめとするステークホルダーとともに、様々なプロジェクトに取り組む。その第一弾としてオフィスビルや商業施設の改修工事等で排出される廃棄物を削減するため、14社のパートナー企業と「ゼロエミッション倶楽部」を設立し、協業体制を構築する。

東急不動産は事業活動を通じた積極的な課題解決を推進している。特に環境課題では再生可能エネルギー事業に取り組み、自社の国内保有施設電力の再生可能エネルギーへの切り替えや、建物緑化による都市の環境負荷軽減、エコツーリズムを通した生物多様性保全の取り組みなど、これまでも各事業において「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」の3つの観点で様々な活動を行っている。

今後も様々なステークホルダーと協業しながら、オフィスビルでの廃棄物の削減や再利用、既存施設でのZEB化や広域渋谷圏での更なる緑化推進等、環境問題の解決に向けた取り組みを推進し、共創による事業機会の拡大を図る。

今回設立されたゼロエミッション倶楽部は、業界を越えて各社の優れた技術力や知見を積極的に改修工事等に取り入れることにより、空調冷媒フロンの回収・再生利用、再生蓄電池、省資源型LED照明機器や再生内装建材等の開発普及、製品梱包材の削減等の実現を目指す。今後は、各社との協業を深めて以下の取り組みテーマを具体化させるとともに、廃棄物削減や省資源化に繋がる新しいテーマにも挑戦してゼロエミッション倶楽部の活動範囲を広げていく。


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