【環　境】キユーピー　食品残さをバイオガス発電に活用　ＣＯ２排出量削減

キユーピーは製造過程で発生する食品残さをバイオガス発電に活用し、２０２２年度（２０２１年１２月～２０２２年１１月）は、ＣＯ２排出量を約９８０トン削減した。多品種のマヨネーズを製造する中で、異なる商品の製造への切り替え時に、配管の洗浄により排出されるマヨネーズなどを、バイオガス発電に活用することで実現させた。

バイオガス発電は、養豚農家で出る家畜の排泄物と食品残さを混合してメタン発酵後、そこで生成されたバイオガスを利用して発電する仕組みである。現在この取り組みは、キユーピーの五霞工場（茨城県）、中河原工場（東京都）、泉佐野工場（大阪府）、神戸工場（兵庫県）、グループ会社の株式会社ケイパック（茨城県）で行っている。

キユーピーグループは、これからも、食品ロスの発生を抑制する努力を続けるとともに、未来につながる資源の有効活用や循環を考え、環境へのマイナス要素をプラスに変えていく努力を続けていく。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です