【知 識】大関 日本相撲協会とサステナビリティパートナー契約締結

大関は日本相撲協会と「サステナビリティパートナー」契約を締結した。「大相撲サステナビリティ」は日本相撲協会が2023年1月より開始するもので、活動を通じて1500年の歴史の中での学びを活かし、これから先のより良い未来をパートナー企業と共創していく。

大関は1884年(明治17年)に、従来の江戸積を主とする下り酒のイメージが強い「万両」から、新たな市場開拓に向けての想いを託し、音が「大出来」に通ずること、また「覇者」を意味し、当時の大相撲における最高位でもあった「大関」を主要銘柄とした。その後1900年(明治33年)の大阪場所で優勝力士に副賞として「大関」の酒を贈呈。1958年(昭和33年)からは大相撲本場所優勝力士に「大関杯(銀盃)」・表彰状・副賞・酒を贈呈し始めるなど、現在まで130年以上の歴史を共にしている。

大関は1711年(正徳元年)に現在も本社を置く兵庫県西宮市今津の地で「酒造り」を始め、以来310年以上、醸造技術をもとにした事業を続ける中で「日本酒」という日本古来の循環型産業の伝統と文化を継承してきた。同じく高い格式と伝統を備え、1500年もの間日本の伝統と文化を継承してきた国技である大相撲の歴史と活動はまさに「持続可能な開発目標(SDGs)」を象徴しており、更なる持続可能で発展的な世界の実現にシナジーが発揮されると考え、「サステナビリティパートナー」として参画することにした。

同社は今後もこれまで以上に、日本相撲協会や他パートナー企業との共創により、日本の伝統・文化を後世に引き継いでいけるような活動やよりよい社会の実現に向けた活動を実施していく。


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